学習の効率は、食事の摂り方で変わる!
「YES」はいくつ? 10秒チェック
□朝食を食べないことが多い
□つい食べ過ぎてしますことは多い?
□昼食後の勉強中に、眠くなっちゃう?
□野菜、肉・魚、白飯。食べる順番は気にしない?
□間食は食べない方がいいと思っている?
□フルーツは、デザートとして食後に食べるのが良い?
3つ以上なら要注意!
毎日の食事を何も考えずに食べていると非常にもったいないといえます。
脳の質量は全体重の2%ほどですが、消費エネルギーに関しては、体の20~25%を占めています。
脳が直接エネルギーとして利用できるのは、食べ物からとった糖質(ブドウ糖)のみです。これが不足すると、脳の働きは低下します。
では、ブドウ糖の大量摂取で解決するのか?答えは否。
食事をすると、血液中のブドウ糖の量つまり血糖値が上がります。多すぎると血糖値が高くなり、下げるために膵臓がインスリンを大量に放出し血糖値を急激にさげます。
これは、「血糖値スパイク」と呼ばれる現象で、たくさん食べたにもかかわらず、脳にはエネルギーが足りてない状況を引き起こします。
「脳を効率よく働かせるためには、血糖値が食後、なだらかに下がっていく食事がおススメです」
そのために参考にできるのが、GI値(グリセミック・インデックス)
食品を食べたあとの血糖値の上昇度を示す数値です。
同じ量を食べても、GI値の低い食品を選ぶと、血糖値が急激に上がることを抑えることができます。
注意点は、以下の3つ
①あますぎるものは、要注意! 特に飲み物(ジューズや炭酸飲料水、野菜ジュース含む)
甘さの多くがブドウ糖に起因しているので、血糖値が急上昇しがちです。
②炭水化物全カットは、危険。
炭水化物は、白い食べ物より黒い食べ物がおススメ。白米より玄米、うどんよりそば
白い食パンよりライ麦パン。
③食物繊維が豊富な食品。代表格はフルーツや野菜ですが、でんぷん質の多いイモ類や、食物繊維の少ないメロンなど、高GI値食品もあります。気をつけましょう。
血糖値スパイクの原因は、大量のブドウ糖が一気に血液中に流れ込むことです。
一度に大量に食べなければ、血糖値スパイクを回避することが可能です。
1日3食を、1日4~5食に分けるのもおススメです。
食物繊維を先に摂ることで、白米など高GI食品による血糖値の上昇を抑えることができます。
野菜だけでなく、肉や魚を白米より先に食べるのもよいといわれております。
ちなみに、
おやつもおススメです。
間食は、数時間後の食事による血糖値の急上昇を抑制することが知られています。
おすすめは、高カカオチョコレート。もちろん、低GI食品で主原料のカカオは食物繊維が豊富なうえ、認知力や記憶力に関連するBDNF(脳由来神経栄養因子)が増えることも分かっております。
さらに、ナッツ入りなら、ドーパミンやノルアドレナリンのもとになるチロシンも摂れます。
夕方、小腹がすいたときや、塾などで昼食と夕食が6時間以上あくときなどに取り入れましょう。
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