☆夏が自立のチャンス☆
例年以上にはやく梅雨が明け、日ごとに暑さが増しておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
7月に入り、今年も折り返し地点を迎えました。
そして、もうすぐ夏休み・・・
毎年多くいただくご相談の数々。
もっとも多いのが、自主自立系です。
「親が時間管理をしていて、こどもは自立できますか?」
小中学生(時に高校生)は、まだまだ成長段階の途中です。
大きくわけるのこの3つではないでしょうか?
□時間の感覚が身についていない。
□時間のコントロールができない。
□生活や学習習慣の基本が備わっていない。
こどもが自立するためには、親の適切なかかわり方が必要不可欠です。
しかしながら、一方的にルールを決めるのはタブーです。
大切なのは、親の押し付けではなく、こどもが『自分で決めた』という感覚。
まずは、お子さんの声に耳を傾けながら、状況に合わせて調整していきましょう。
何時になったらこれをやる。というスケジュールは、時間感覚が未熟な子の場合、意外とハードルが高いケースが多いです。
できるサポートとしては、いきなりスケジュールは作らず、
まずは、『何に、何分かかるか』を計ることがおススメです。
漢字の練習、算数の計算、準備・支度・着替え・・・
日ごろから、こまめにタイマーやストップウォッチを意識させると、ゲーム感覚で継続しやすくなります。
あるご家庭では、着替えや支度など、合図でこどもたちが各自行動する仕掛けを活用しているそうです。
ママ「 各自 着替え ヘイシリ タイマー 3分 スタート!」
動作指示の部分は、みなさま適宜調整ください。
3分でこれだけのことができる。
10分ならこんなことができる。
時間のサイズ感がわかってくると、見通しを立てやすくなります。
幼児から活用可能です。
小学生や中学生は、教科ごとの宿題や課題の分量を見極める訓練となります。
やみくもに取り組む前に、ボリューム感から冷静に数値に置き換え、消化にかかる労力と時間を考える力を養います。
とにかくはじめは、欲張らず、短時間の練習がおススメです。
「あと15分で宿題の時間だね」「課題をやるには何が必要かな?」
という声掛けをし、常に時間を意識し、あらかじめ準備を整えて、決めた時間に動き出せるような習慣がつくようにサポートを、そして、できたところは、「すごい!」です。
計画あるあるですが、つめこみすぎる傾向にあります。
無理ない範囲で、親子の絆を深める機会として、ご活用いただければ幸いです。
お子様ごとの性格にもよります。
親のキャパシティーにもよります。
関わる度合いは、ご家庭ごとに千差万別です。お困りな方は、お気軽にご相談ください。
一般的に、スケジュールが習慣化するまでは、3週間前後かかるようです。
親自身の心の余裕が子供の自立を後押しし、互いの信頼関係を深めてくれそうです。
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