こどもの才能の伸ばし方
学力だけではない、未来へはばたく能力の伸ばし方
知能にもさまざまあり、どの分野の知能がどの程度伸びるかは、個々の才能や生まれてからの経験によりますが、特に乳幼児期は特定の能力だけではなく、バランスよく広い分野の知能を育てる接し方をおすすめしております。
マイナスの暗示は特にかかりやすいので、たとえママ(パパ)が苦手であったとしても楽しんで接することがとても大切です。
「身体」編
身体全体や体の一部を、指示通りに動かし、反射的に応用できる知能です。
音やリズムに合わせて、体を動かすことで養われますが、ご家庭でも気軽にできる一例としては、お手玉(紙をまるめて作ってもOK)を使ってキャッチボールや、ボールにいくつかいれて、お手玉を上下左右に動かし、手先&足腰のバランスでコントロールします。体幹トレーニングにもなるのでお勧めです。
壁に手をついて足を上げるストレッチも、子どもたちが好きな運動のひとつです。
勢いよく上にあげるというよりは、少しずつ高く上げて、高さを競いあいます。
小さい子ほど、柔軟性がありますので、180度開脚ができる子どもたちもたくさんおります。
(但し、怠けるとあっというまに固くなりますので、注意が必要です。)
最近片足で立てない子、しゃがんだときにかかとが地面につけられない子が散見されます。
お風呂上りなどに、親子でストレッチはいかがでしょうか?
「言語」編
ご存じの通り、乳幼児期から音を聞き分ける力がありますので、たくさん話かけてあげることで言語能力が発達し、コミュニケーションを楽しめる子になります。DVDやCDなどもたくさんあり、活用次第でトレーニングには有効ですが、コミュニケーション能力は、あくまでも対話なので、対人(オンライン可)型のシチュエーションがカギとなります。
ご家庭では、ことばさがしゲームなどが有効です。
「あ」のつくものなあに?
言葉の頭文字が同じ音の文字をさがしていくゲームです。
兄や姉が一緒にいる場合は、「あ」で始まる百人一首は?
「あ」で始まる歴史上人物は? 県名は? などなど、ハードルのコントロールはご家庭ごとにどうぞ。下の子が、どんどん覚えていくので、のちのち勉強のアシストがらくちんになります。
ママ(パパ)が苦手でもご安心を、「おしえて」スタンスで、説明能力も向上します。
「あ」の文字を見せて、同じことばがどこにあるか絵本や雑誌から探すというゲームも盛り上がります。
「オノマトペ」遊び
オノマトペ(擬音語&擬態語)で日常生活を表します。
「ザラザラ」「トントン」「ペタペタ」などなど
五感を刺激するので、感受性が豊かなこどもにそだちます。
「数」編
計算や暗算、問題を論理的に分析したりする能力。
この知能が高いと、順を追ってロジカルに物事を考えることができます。
理系に必要な能力のことだけでなく、文系にも論理的に考える力は必要ですし、最近では、「プログラミング思考」も注目されています。将来的には、文系と理系の区別はなくなっていくでしょう。
「みのまわりのもの」で数あそび
家の中では数字が書いてあるもの(時計・カレンダー・本のページ、計量カップ、などなど)
外では、看板、掲示板、車のナンバー、バスの時刻表など、あらゆるところに存在しています。
季節が変われば、気温が下がった、上がった、車を見れば、早い、遅い、数字の概念が身についていると、学年があがり、抽象度が増したときにつまずきにくくなります。
中学1年生で、正負の数 マイナスの概念がでてきますが、基本的な学習は、幼児期の接し方にあります。幼児ママのみなさん、いまが大事です。
とはいえ、中学生&高校生だからといって、遅いわけではありません。
こうなりたい、ああなりたい、夢に向かって飛び立つ気持ちは大切に持って欲しいと思います。
学年が、上になるほど、思春期を迎え、物理的に会話の時間が減る傾向にあります。
会話の時間は短くても、高頻度が秘訣とよく言われます。
効果は、回数の二乗に比例するといわれます。
時間×(回数×回数)=効果
5分×(12回×12回)=720
10分×(5回×5回)=250
60分×(1回×1回)=60
つまり、たまにしか接しないから沢山お説教するのは逆効果といえます。
叱る、ほめる、注意する、短く簡潔にが大切です。
ほめる&しかるの注意点は、また後日
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