ゲーム・スマホ・動画との付き合い方

query_builder 2022/10/11
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使う時間を決めても、守れない子供が多く、今やスケジュールを乱す一大要因にもなっているデジタル機器、ご相談件数でもトップに君臨するこれらとの付き合い方、ルールの決め方の参考例をご案内します。


大人でさえスマホやゲームをやめられないのだから、子どもが使いこなすのは難しいものです。そこで、「1日1時間まで」といったルールを設けても、なし崩しになっているご家庭が多いようです。一方的に決めたルールでは守れないのも無理はありません。


ルール作りで肝心なのは、あらゆる事態を想定しつつ、親子で話し合って決めるということです。デジタル機器は、生活や勉強において良い面も多々あり、今後もずっと使い続けていくものです。守れるルールを作って、小学生(幼児)のうちから上手に使う練習を積んでいくことが、上手に使いこなせるようになる秘訣です。


これから解禁する場合は、最初のルール決めが肝心です。


ルールは3段構えがおススメ


その1 上限の時間、やっていい時間、場所を決める。


子どもの意見を聞いたうえで、「1日1時間と1週間7時間、どっちがいい?」などと問いかけながら、ルールを詰めます。親側の意見を伝えるときは、使いすぎると睡眠時間に影響することなど、理由もきちんと説明を。


その2 守れなかったらどうするか、決めておく


「上限時間を超えたら?」「勝手にアプリを入れたら」など、起こりうるすべてのルール違反を想定して、ペナルティーを決めておきます。ただし、極端なペナルティーはNG。時間超過の場合は、「翌日は禁止」が多いようです。


その3 守れなくて注意したときに、反抗しないか念押しする


ルール違反を注意したときに、いわゆる❝逆切れ❞するのも子供のあるあるです。まずは、キレない約束をしたうえで、「反抗したらどうするか」というルールまで決めておいてもいいかもしれません。



留意点


ルールを運用して1週間をめどに、「どうだった?」など確認を。うまくいってないようならルールがフィットしてない可能性があります。改正・交渉は可能ということを伝えつつ、健全に修正すし、親子の絆を深めていくことが狙いです。(親子の溝になるリスクもあります)


記録は、画像に残すのがおすすめ。ルール会議は、画像なり動画なりで証拠を残すのが鉄則。「言った/言わない」の不毛なやりとりを防ぐことができます。張り紙しているご家庭もありました。


「成績が下がるからダメ」では、子どもが納得しないし、スマホやゲームがなければ勉強するようになるわけでもありません。視力低下や依存症が心配だという思いも伝えるのが効果的です。特に「目は大切に」が効果絶大です。


姿勢が崩れて骨格が歪み、呼吸が浅くなり集中力がなくなり・・・という悪循環を防ぐためにも、正しい姿勢で取り組むことの大切さは、意外にも勉強でも遊びでも大切です。




学校支給のタブレットで、課題をやっているのか、遊んでいるのか、判断がつきにくいものが困りものです。そのような場合は、リビングなど、「親の目の届くところでのみ使う」ルールのしておくと安心です。


しかしながら、遊びにも学びにも使える動画コンテンツなどは、その線引き自体が難しいものです。頭ごなしに「ダメ」では、反抗してますます遊びたくなってしまうので、、「勉強が終わったら〇分間は遊んでもOK」などと認めてあげると、意外としっかりやろうという意識が働くようです。


中学生にもなると、スマホ自体が友達と交流するための必須アイテムになるなどして、それまでのルールが通用しなくなることもあります。とはいえ、何でもOKにするのは心配が残るので、ルール改正や、利用時間を制限できる「スクリーンタイム機能」などの活用がおススメです。


子どもが興味を持っているものに興味を持つことも貴重な財産です。一度時間を設けて親子のコミュニケーションをおとりいただいたらいかがでしょうか?

















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