英語力アップの秘訣
英語の質問でよく受ける相談のひとつに、リスニングが苦手、書いてあるのを見ればわかるのに解けない、わかっているのに間に合わない、結果手が回らなくなる・・・
極端な子の場合、会話授業の際「ちょっと書かせてください・・・」とメモに英文を書いてから会話を続けようとするケースも散見されます。
英語力を身に着けるには、いくつか方法がありますが、ひとつの定番をおすすめします。
①「視覚から入らない」
まず、教材の音源(CDやアプリなど、最近はQPコードも多いですね)
英文を見る前に、聞きます。(最低3回)
②「シャドーイング」
次に、流れる英語に続いて、あとを追いかけながら音読します。
単純に表現していますが、要求水準はかなり高いです。
おいて行かれても良いので、聞き取れた箇所でついていく練習です。(最低3回)
③「ディクテーション」
まだ英文みません。ノートを用意し、聞き取りながら、書きとります。(一時停止OK)
多少のスペリングミスは置いといて、できうる限り書きとります。
(ココで落ち込む生徒多数)
④「日本語訳作成」
完成度の高さ(低さ)に関わらず、出来上がったディクテーションメモを手掛かりに、和訳を作成します。(落ちこむ深さMAX)
⑤「英文チェック」
ここで初めて英文をみます。英文を見ることができるありがたみを知る瞬間です。
留学経験のある方は、ご存じと思われますが、会話で聞き取れず輪に入れない。聞き取れたのについていけない。聞き役ばかりで孤立・・・・。悪循環に陥りかねません。
日本でできることは日本で、自分でできることは自分で、が基本コンセプトです。
英文を見ながら、自分の弱点を再認識していきます。音節のつながりや音のイメージが記憶に定着し、徐々に会話力があがっていくのを体感できるはずです。効果には、個人差がありますが、2か月から3か月で、実感がわく生徒が多いです。
本年度から支給されている教材(学校の教科書含む)は特に、QRコードが充実しており、音源も潤沢にそろっております。30年前は、カセットテープをひたすら聞いて、擦り切れたり、伸びたりからまったり経験のある保護者の皆様もいらっしゃるのでは?
CDも便利、スマホも便利、しかしながら、技を身に着けるには、地道な努力ですね。
ワールドカップ出場選手の雄姿に感銘を受けつつ、努力の積み重ねの大切さを痛感する今日この頃です。
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