似て非なる学科の見分け方
学科調べをするうちに、よく似た名称の学科の存在に直面することも少なくありません。
「似て非なる学科」には充分注意する必要があります。
大学のホームページやシラバス(講義計画やスケジュール)を読み込み、関連ワードを徹底的に調べてみましょう。
その分野のトレンドは?最新の研究として何が注目されているか?などを優先的に確認しましょう。
特に理系は専門性が細分化されているので、教員の執筆論文のタイトルや見出しまで検索するのがおススメです。
卒業生の就職先や進学先の大学院など、4年間の学びが将来どのように活かされているかという情報にも目を配っておきましょう。
複数の学科について調べる際は、「共通点を理解しておくこと」が近道です。
例えば、「生物工学」と「生命科学」
どちらも、遺伝子の構造分析や遺伝子組み換え技術、有用な細胞や物質の生産技術を学び、医療、食品、環境、エネルギーなど、様々な新しい産業を創出していくという共通点があります。
共通点を理解した上で、両者の違いに注目すると、生物工学では「工学」の名の通り、産業に応用できる技術開発に注力している点、生命科学では生命倫理なども含む生命全般について広範囲に渡っている点が、違いとして見えてきます。
両者の本質を理解することで違いが明らかになります。
調べていくうちに、「自分が本当に学びたいことはなんなのだろうか?」と、振り出しに戻ることもよくある現象です。
焦らず落ち着いて、納得のいく学科選びをしましょう。
学年が上がるほど、時間に追われる傾向にあります。夏が来る前に、しっかり地盤を固めておきましょう。
盤石な土台は、学力向上への第一歩です。
それでも決まらない方は、塾長まで。
記事検索
NEW
-
query_builder 2024/08/15
-
新課程入試に勝つ!夏の学習&生活
query_builder 2024/07/19 -
夏期講習のお知らせ
query_builder 2024/07/05 -
逆転合格を実現する3つの条件
query_builder 2024/06/18 -
春日野中学校 テスト対策 無料体験
query_builder 2024/06/11