学力の差は夏で決まる
楽しみが多いだけに、開放感から生活リズムが乱れやすい夏休み。
月並みですが、規則正しい生活と学習習慣を身に着ける最良の機会となります。
長いようで短い夏休み、ともすれば単調になりがちで、マンネリ化しやすい繊細な時期ともいえます。
幼稚園児や小学生の場合は、目標決めは親子で相談がカギです。
目標は、ひとつやふたつに絞り込まず、高めの目標・やや低めの目標を2つから3つずつが目安です。目標の中には、お手伝いなど、子どもにしてほしいことも盛り込むよいでしょう。
高めの目標に関しては、自分の苦手なことを克服したり、初めてのことに挑戦するような、前向きな姿勢を育てることが狙いです。野外体験や体験合宿など、夏休みだからこそできることにチャレンジするのもおススメです。
目標を高く持つことは非常に重要ですが、高すぎて達成できずに終わると、「できない自分」に自信を無くしてしまいかねません。そうならないために、ちょっとがんばればできるような目標を設定し、「自分はやればできる」という実感を体感して欲しいと思います。
子どもがつくる目標は、勉強や運動など、どちらか一方に偏っていたり、モチベーションが高すぎてとてつもなくハードルの高いものだったりします。適宜修正してバランスをとるのが大人の役割です。(ジャッジにご不安な際は、お気軽にご相談ください)
いくつかの候補の中から、最終的に何を目標にするかを子供に決めさせると、自分が決めたことなのでがんばれるケースが多いです。「〇〇しなさい」「○○やったの」は、NGワードです。そうならないように、親子で一緒に話し合いながらお決めいただければ幸いです。
★注意点★
お手伝いすることも増えると思いますが、ご褒美のお小遣いは不要です。
お手伝いをした御礼として、事後的に感謝の何かをあげるということは子供に満足感を与え、親の感謝の気持ちを伝える点でよいことです。しかしながら、報酬が麻痺する一面もあります。仕事の報酬としてお小遣いをあげ始めると、次には、「いくらくれる?」「くれるならする」など、曲がった方向に育つリスクがあります。お金ではなく、「ありがとう」「助かったよ」等言葉と行動で感謝を伝えましょう。お金以上の報酬となります。
家庭の仕事は、無条件でやるものと決めておくと、子どもの仕事観が正しく成長し、ゆくゆくは、親御さんのサポーターとして、大きな戦力となります。
勉強ができることも大切ですが、明るく仕事ができることの方が大事という価値観を持って成長して欲しいと思います。
参考図書添付しました。
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