理科を学ぶことで育つチカラ
暑かった日々から、徐々に涼しい日々へと移ろう季節となりました。
夏から秋へとかわりつつあります。
皆さんは、自然や科学の不思議に興味がありますでしょうか。
珍しい植物につい足を止めて見入ってしまう、宇宙についてのドキュメンタリーは時間を忘れて観てしまう、科学館は子供よりも楽しんでいる。そんな好奇心のある大人と過ごした子どもは、学習そのものを楽しむことができます。
理科に限ったことではありませんが、自分が興味ないことを他者にすすめても、なかなかうまくはいかないものです。保護者の「おもしろい」という思いが、子どもが理科好きになるきっかけになります。
「理(ことわり)」の「科目」で理科と書きます。
字面の通り、物事の「理」を解き明かしていく教科が理科です。
理科の学びを深めていくには、国語的な読解力がなければいけませんし、算数の計算力も必要になります。また、社会科の知識と組み合わせて考えを深めていくこともあります。
各教科で培った力を活用することで、論理的に物事の「理」を解き明かしていくことができます。
理科を学ぶことで好奇心と探求心が育ちますが、そもそも好奇心と探求心がなければ理科の学びは深まりません。
好奇心と探求心は理科の基礎でありながら、理科の学びのなかで最も伸ばすことができる能力でもあるのです。
理科の学びは、まず子供の好奇心をくすぐることからスタートします。そして、興味&関心に火がついたら、探求できる環境を整備していくのです。
これを繰り返すことで、子どもの好奇心はどんどん広がっていき、探求する力も高まっていくのです。
自然と触れ合うことは、理科への興味関心を深めることにぴったりです。例えば、自宅のまわりを散歩するだけでもたくさんの発見があります。
これから涼しさが増して寒さに変わる頃、どこからか、金木犀(きんもくせい)の香りが漂います。
金木犀の香りを知らない子供も最近多いです。匂いは、記憶とともに脳へ残ります。一緒に散歩したことも、ふとしたことで思い出すことと思われます。
草むらには「どんな虫がいるのか」、池や川があれば、「どんな生物がいるんだろうか」と、観察をしてみると、多くの発見があります。
「子どもに勉強させよう」というスタンスではなく、「あれ見に行こうよ」と友達と連れたって散歩に行くような感覚で、こどもと一緒に出掛けられるのが理想です。
秋の夜長、空を見上げて星空を堪能するのもいいですね。
こどもが、「お父さん、楽しそうだな」「お母さん、夢中になってるな」と思わせたら最高です。
子どもからの「どうしてこうなるの?」「これは何?」といった疑問を、とにかく大事にしてください。
「なぜ なぜ どうして」を考える経験が、理科の視点を養うのに必要不可欠だからです。
「考えたけれどわからない」「調べたけれどもわからない」ということがあっても問題ありません。親子で一緒に体験を重ねていくことで、子どもたちは少しずつ学習への興味を深めていきます。
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