こくご辞典の使い方

query_builder 2023/10/13
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日ごとに寒さが増してまいりました。


日が暮れるのも早くなり、もうすっかり秋です。


まもなく読書週間を迎えます。(2023年は、10月27日~11月9日)


これを機会に、是非本を手に取ってみてはいかがでしょうか?


全国の図書館・書店では、関連ポスターが掲示されております。


それに伴い、幅広いジャンルでの本を紹介しているところも多いです。


普段、なかなか読書できない。字が読めない。わからないところが多すぎて長続きしない。


などなど、いろいろな問題はありますが、語彙を強化するにはまたとないチャンスです。


一般の公立小学校では、3年生前期で、「国語じてんの使い方」を学びます。


言葉の意味や漢字を使った書き表し方、言葉の使い方を調べることができます。


言葉のならびは、ご存じ、五十音順です。


知っての通り、1字目が同じときは2字目、2字目が同じときは3次目、以下続く。


意外とここでかなり子供の差が生まれます。


一字目は、スムーズに探せたものの、2字目・3次目になると、とたんに手がとまり、意図しないページの文字を眺めて、妄想の世界へ旅立ってしまい、本来探す言葉を見失う・・・


辞書引きのチカラで、今後の国語力の伸びに大きな差が生まれます。


楽しんで、時には読み物の様に、気軽に楽しんで欲しいところです。


親子で嗜んでは、いかがでしょうか?


子どもは、大人を見て育ちます。


スマホが普及した現代、紙の辞書なんて・・・という意見もありますが、国語辞典の読み比べをすると、意外にたくさんの個性があるのはご存じでしょうか?


一度是非本屋さんへ足をお運びいただき、親子で辞書選びを楽しんで欲しいと思います。



ちなみに、


まだ低学年で、辞書はまだ早いかも・・・、


と心配な方、そんな方は、興味ある分野の図鑑(勉強系から趣味系まで)


好きな分野で入るのが最もスムーズです。


このキャラクター知らない、あの車なんだろう、あの花なんだ?


どうやって見つけよう?


パラパラめくる、目次でみつける、索引でみつける等など、


低学年ほど素朴なギモンを持ちます。


分厚い本を躊躇なく手にするようになったら、スタートは大成功です。


実は、厚い本自体を手にすることなく生活してきたこどものが、突然「辞書で調べましょう」となっても、❝めんどくさい❞が先にたつ児童が最近とくに増えているようです。


デジタルネイティブの彼らにとっては、抵抗あるのも仕方ありません。


最初のとっかかりは、身近な大人がしっかりサポートしてあげると、そのあとはスムーズに行くことが多いです。


ゲーム形式で楽しめるのも辞書の良いところです。早引きを競ったり、意味を音読し、用語を当てるゲームをしたりすると、言葉が増える楽しみを実感でき、正しい語彙力を育むことができます。


国語辞典の面白さがイマイチよくわからない、必要性を感じない・・・という方に、おススメの書籍です。


角川文庫 「国語辞典の遊び方」 サンキュータツオ 


数ある国語辞典の違いがわかるばかりか、辞典の持つ特徴や奥深さを言葉巧みにまとめております。


秋の夜長に嗜む読書、たまには辞書を読んではいかがでしょう?
















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