「自分でやってみる」の引き出し方
気まぐれな時期
勉強や、明日の準備など、自分からできていたことが、急にできなくなることがあります。
興味があるうちはまだしも、習慣になるには、効率や優先準備を押し付けず、こどものペースに合わせたサポートが重要です。
特に、小学生低学年のうちは、「自分でやる」土台づくりとして重要な時期です。自分からできないようであれば、時に手を貸すこともアリです。「甘やかしすぎでは?」と心配されるかたもいらっしゃいますが、この時期にじっくりお子さんと向き合うことで、充実感や安心感が育まれていきます。「やればできた」という体験が次の目標へのチャレンジにつながります。
では、意欲を伸ばすポイントは?
1子どものタイミングで誘う
遊んでいる最中に、「勉強は?」「宿題はやったの?」と声をかけられても、勉強への意欲はもてません。例えば、「今話して大丈夫?」などと尋ねたり、見ていたテレビが終わってから「勉強できるかな」などと誘ったり、お子様のタイミングを見計らった声かけが大切です。高学年の場合は、「いまどんなことやってるの?」「ここ教えて」など、ちょっとした大人扱いが、意欲を高めるきっかけにつながります。
2勉強する、そのかっこよさを認める
「良く知ってるね」「どこで覚えたの」「教えてくれてありがとう」
大人に見てもらえていたこと、認めてもらえたことのひと言が、その後の行動に大きな影響を及ぼします。「知識を身に着けること」が気持ちいいものなんだという感覚が身につくと、勉強にも前向きさがでてきます。
3勉強の締めくくりに大いにほめる
月並みですが、ほめること。ただし、なんでもかんでもではなく、結果より経過を重視した声掛けがポイントです。たとえ点数が低かったとしても、前向きにチャレンジしたことへの評価であったり、昨日までできなかったことが、今日できるようになった。
最後まであきらめずに解こうとした姿勢、など、親こそしっかり見ていないと、意味ある声掛けにならない(時には逆効果に)ので、実はほめることはスキルが必要です。
兄弟や友達など、一緒に勉強するとやる気がでやすいものです。(個々の性格ありますので、一人でマイペースにやりたい、という子も、一定数おります)
関わり方次第で飛躍に伸びる貴重な時期です。
梅雨時期で、気持ちも滅入りますが、この時期のがんばりが、梅雨明けの成長に大きく影響を及ぼします。
学校の生活にも慣れてきたでしょうか?
早くも、学校ごと、クラスごとの進捗に差が生じて来ております。
カリキュラム通り進めばよいというものではありませんが、正しく理解しているか、学校についていっているか、ご心配な方は、お気軽にお声掛けください。
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