頭のいい子の勉強部屋

query_builder 2024/12/28
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年の瀬を迎え、2024年もあとわずかとなりました。


日本海側及び西日本は寒気のうずで、平塚にも本格的に冬が訪れています。


大掃除等で、「いるもの」「いらないもの」「必要なのにでてこないもの・・・」などなど、片付けるタイミングとしては、良い機会を迎えました。


是非一度、親子で快適な空間を生み出す機会としてご活用いただければ幸いです。


多くの受験生とかかわるなかで、「自分の部屋が欲しい」「ひとりになりたい」「大きな家がよかった・・・」等、あることないこと自由に言う子どもがいる一方、成功しているお子様の様子を見ていると 必ずしも勉強の個室は必要ないということが、わかってきました。


結論から申し上げますと、「小学生までの子供に勉強のための個室を与える必要はない」というのが見解です。


なぜ、受験に成功した子どもの多くが子供部屋で勉強していないのか、ひとつの背景には、近年の試験問題が単純知識系から論理的思考系へ、傾向を移行している現状がある。資料や現状を分析し、出題の意図をくみ取り、解決する糸口を見つけ、適切な解放を用いて、答えを出す。考える力や人に説明できるだけの能力も求められている。それらのチカラは、主に他人とのコミュニケーションによって育まれることが多い。家族で濃密なコミュニケーションをとってきた子が能力を発揮しているケースが多々見受けられました。


もう一点は、年齢的な問題、中学受験者は、まだまだ甘えていたい年齢、母親に構ってもらいたい、ほめてもらいたい、近くにいたい気持ちが強い傾向にあります。母親が主役の空間といえば、リビングでありダイニングといえます。


とはいっても、リビングやダイニングで勉強させれば合格・・・というわけではありません。

なんといっても、会話(場合によっては、文書を通じた文通)の機会が重要です。


細かい説明はさておき、おススメ数式

時間×(回数)² ⇒ 時間かける回数の2乗

 60分×(2回)² ⇒ 240


 30分×(4回)² ⇒ 480


 15分×(8回)² ⇒ 960


つまり、長い時間でたまに話すより、細かい時間で頻度を上げる方がかける時間が同じでも、効果は歴然と差がでます。


たまにお説教を長くやっても効果がないばかりが、逆効果になる一例でもあります。


仕事に家事に忙しい中で、コミュニケーションをとる機会は難しいですが、お話しをとる時間が物理的に厳しい場合は、メールやノート、伝言板(ホワイトボード等)、でも流用可能です。

特に男の子は、ちょっとした手紙やメモを書くことはめんどくさがる傾向にあるので、親御さんからの働きかけは必要です。


デジタルネイティブの子供たちは、メール類はいとも簡単に使いこなします。

スカイプは、幼児でも扱えます。かくいう私も、こどもが幼児のとき、英会話に使ったスカイプでメールのやりとりを子どもとやっておりました。最初は、絵文字、らくがきからのスタートでした。年を重ねるごとに、「パパはなぜはたらくの」「サンタはどこにいるの」等、発信のレベルもあがります。親からの返信を読みたい思いで、文字を覚え、ことばで表現する。良い機会であったと振り返ります。


野球のキャッチボールだけでなく、言葉のキャッチボールもしてみませんか?


道具一つでもコミュニケーションが十分な家庭では、それがより深く楽しいものになるでしょうし、不十分なご家庭ではコミュニケーションのあり方を変えるきっかけとなるはずです。


ココでいう良い子とは、

単なる「勉強ができる子」より、「好奇心が強く、物事をよく観察し問題があれば果敢にチャレンジし、感性と創造力&想像力に優れた子」のことです。


今年もあとわずかとなりました。

良いお年をお迎えください












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