本番までの必勝習慣
「本番まであと少し!」と自分を追い込んでいるそこの受験生
ちょっと待った!脳・心・体が疲れ切った状態で本番を迎えるのは危険です。
正しい「ピーキング」を知って、本番で力を出しきるための習慣を身に着けませんか?
※ピーキングとは、本番にピークをもっていくこと。
①追い込む勉強は2週間前までに
脳のピーキングを行うには、あえて意識的に脳にストレスを与える期間が必要です。試験の2週間前までは、苦手科目の穴を埋めるように、徹底的に厳しい勉強に取り組みましょう。一方、試験まで残り2週間をなったら、これまでに覚えたことを思い出すような学習に切り替えます。すると、脳はストレスから解放され、すらすらと問題が解ける感覚になります。この状態のまま試験本番を迎えられれば、能力を存分に発揮できます。
②メリハリを生む時間制限学習
時間制限を設けた勉強で、試験時間への体制を身につけましょう。人間の脳は、短時間のほうが集中できるものですが、中には試験時間が3時間を超える大学もあります。なので、試験時間中ずっと集中し続けるトレーニングが必要です。やり切った経験があることとないことと、再現性が高いのは経験があることの方です。普段から長時間の集中に慣れておきましょう。
また、休憩と集中のメリハリをつけることで、休憩時間に脳が効率よく休めるため、心も体も疲れにくく、学力も上がりやすくなります。
③イメトレで自己効力感アップ
イメージトレーニングは、自己効力感を上げてくれます。自己効力感は、不安を軽減する効果があります。イメトレで想像するのは、「試験本番で、苦労しながらでも粘り強く問題を解き、成功する自分の姿」このイメージを事前に固めておくことで、本番で難問に出会っても、動揺することなく問題に向き合うことができます。合格した自分の姿を想像するのも、神経伝達物質であるドーパミンが分泌されるのでおススメです。ドーパミンは記憶力を上げ、脳の情報伝達を活発にしてくれます。月並みですが、ポジティブだと記憶力と思考力が上がるとも言われています。感情と記憶力は、密接に関わっています。感情をつかさどる「偏桃体」は脳にあるため、ある意味では心も脳の一部と言えます。また、偏桃体の状態は、記憶録をつかさどる「海馬」と、思考力を生み出す「前頭前野」に大きく影響し、ポジティブなら思考力に好影響を、ネガティブなら悪影響を与えます。つまり、メンタルの状態は、記憶力と思考力を左右するのです。
共通テストまであとわずか、悔いの無いようにがんばろう☆
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